至誠会について About us

ごあいさつ

保険・医療・福祉の連携を通じて幅広い視野を持ち、地域にとってなくてはならない組織を目指して 医療法人 至誠会 理事長 荒川太郎

50年の歴史

医療法人至誠会は昭和42年に長岡保養園が開設以来50年を迎えました。至誠とは「まごころを尽くす」という意味です。社会から何が求められているかを常に問いながら、誠心誠意できることの質の向上に努め、信頼される施設づくりを目指してきました。

地域医療を支える多機能な慢性期医療

療養病床とは、「主として長期にわたり療養を必要とする患者を入院させるための病床」として位置付けられていますが、長岡保養園における療養病床は地域の慢性期医療の欠かせない役割を担っています。色々な側面があり、急性期病院にとっては、治療後の退院の受け皿としての療養施設。回復期リハビリ病棟への受け入れが困難な方や、算定期間以後も継続される維持期リハビリを提供できる施設。他の介護施設では医療的に対応困難な方を受け入れる施設。かかりつけ医としての外来機能と具合が悪い場合の緊急的な受け入れを行える施設等、様々な特色があります。療養型病院である長岡保養園を中心に在宅支援施設である老人保健施設やすらぎ園、隣接する特別養護老人ホームまちだ園と密接な連携をとりながら、多機能な施設群として他の施設単独では補えない部分を至誠会グループ3施設で連携して地域の要介護者の皆様の様々なニーズにお応えできるよう日々努めています。

地域包括ケアシステムの拠点として

これから持続可能な社会保障制度とする為に「団塊の世代が後期高齢者を迎える2025年モデルへ」をスローガンとし、入院医療から在宅を中心とした地域包括ケアシステムの構築という地域連携が提唱されています。今まで繋がれてきた精神と歴史を大事にしながらも、時代の変化に対応すべくサービスの改善や専門性の向上に努め、地域の中で求められる役割を他の組織との調和を図りながら未来へ繋げていきたいと考えます。特に、地域包括ケアシステムの中でも在宅での開業医の先生方と病院での救急医療を後方支援する一つの拠点として、あるいは他施設(介護施設群)も含めた連携を支える施設として、地域医療に貢献していきたいと考えます。

地域貢献そして魅力ある職場を目指して 「人」を大切にするまごころ

これからの施設は地域と共にあり、どのように地域に貢献していけるかが大切です。それと共に人口減少社会の中、働く職員にもやりがいや幸福感を感じられる職場が求められます。ご利用者やご家族様、そして働く職員、地域の皆様である「人」の気持ちを大切にするまごころを込めた組織の運営に努め、経営理念である社会から信頼される施設を目指していきたいと思います。そんな至誠会グループをどうぞよろしくお願いいたします。

基本理念

社会から信用される至誠会をめざして 一、何事も誠心誠意尽くすこと。 一、いつも元気に笑顔で頑張ること。 一、言葉はていねいに真心をこめて話すこと。 一、整理整頓、節約に努めること。 一、お互いに協力して助けあうこと。
医療法人至誠会 ロゴマーク

平成30年に長岡保養園創立50周年を記念して、至誠会のシンボルマークを作成しました。バラをモチーフにして、その中に至誠会のSとハートの形が見えるデザインになっています。下部の葉で周辺の山々を表し、豊かな自然をイメージしました。花びらがご利用者とそのご家族の皆様、職員、地域の方々を包みこみ、優しさやまごころ、寄り添い、笑顔など至誠会の理念に基づき団結して輪となることを願っています。

グループ施設内連携および外部連携

異なる機能を持つ施設が隣接してまとまる好環境。ご高齢者を主とする慢性疾患・医療処置を行う病院「長岡保養園」、医療と介護・住まいの機能を持つ「長岡保養園 すま居る」、リハビリテーションをはじめとした在宅支援サービスを行う「やすらぎ園」。共に医師、看護師、介護職員、リハビリ職員等多職種が協働してのチームケアを基本とし、ご利用者の皆様が安心して生活できる体制を整えています。また、介護福祉施設である「まちだ園」とも協力し合い、在宅から入院医療まで多機能かつ総合的にサービスを提供できるのは、当グループの特徴であり強みです。さらに地域の急性期病院やかかりつけ医とも連携をはかる等、グループ内外の協力体制をより強固にしてご利用者の皆様をお手伝いします。

グループ施設内連携および外部連携

至誠会グループ 沿革

昭和39年 宮内病院 長岡市立から私立として引き継ぎ
昭和42年 長岡保養園 精神科単科病院として開院
昭和45年 長岡保養園 (財団)特定医療法人として認可
昭和54年 長岡保養園 歯科開設
昭和55年 長岡保養園 老人病棟(本館)新築
昭和58年 長岡保養園 精神科開放病棟(南棟)新築
昭和60年 コープクリニック開設
昭和62年 医療法人「至誠会」へ名称変更
昭和63年 老人保健施設「やすらぎ園」併設
平成4年
社会福祉法人長岡福寿会
特別養護老人ホームまちだ園開設

医療法人宮内病院 至誠会に法人合併

平成6年 やすらぎ園 認知症専門棟増築工事完了
訪問看護ステーション開設
平成7年 長岡保養園 中央棟増築工事完了 療養型病院へ転換
宮内病院 宮内クリニックに改組
平成12年 介護保険施行 
長岡保養園 一部を介護療養型医療施設として改編
長岡福寿会 高齢者センターみやうち内にデイサービス・デイホームみやうちを受託
平成15年 台町会館 オープン
平成17年 長岡保養園 本館療養環境整備工事
平成18年 長岡福寿会 高齢者センターみやうち及び地域包括支援センターを受託
平成24年 長岡保養園 南棟療養環境整備工事
平成27年 コープクリニック閉院
平成28年 訪問看護ステーションを院内訪問看護へ転換
長岡福寿会 デイサービスセンターまちだ園増築移転工事完了
平成29年 やすらぎ園 通所リハビリ棟増築工事完了
長岡福寿会 特別養護老人ホームまちだ園改修工事完了
やすらぎ園 療養棟改修工事完了
令和1年 長岡保養園 中央棟療養環境整備工事
令和2年 介護医療院 長岡保養園 すま居る 開設